教員の研究活動

有井准教授の共編著書『心配と係り合いの人類学:この世界を繕い直すためのケアの理論と実践』が出版されました

 有井晴香准教授の共編著書
『心配と係り合いの人類学:この世界を繕い直すためのケアの理論と実践』(ナカニシヤ出版)が、令和7年7月に出版されました。

 本書は、ケアすることの価値と条件についての理論的探求と、この世界を「繕い直す」実践についてのエスノグラフィとを収めたもので、文化人類学者、哲学者、看護学者、開発経済学者による共同研究の成果によるものです。

 有井准教授は、「第7章〈禁忌の子〉の排除と包摂:エチオピア西南部における子殺しの慣習に抗するつながり」を分担執筆しています。