教員の研究活動
「第98回道展」において、花輪大輔教授、牧野香里准教授が「会友賞」を、山内祈信准教授が「部門優秀賞」を受賞しました
北海道美術協会が主催する公募展「第98回道展」において、札幌校 花輪大輔教授の彫刻作品『重力と呼吸』と函館校 地域教育専攻の牧野香里准教授の作品(日本画)が会友賞を、岩見沢校美術文化専攻の山内准教授が部門優秀賞(彫刻)を受賞しました。
(以下、花輪教授のコメント)
このたび、第98回道展にて会友賞をいただき、大変光栄に思います。今回の作品『重力と呼吸』がこのような栄誉に至ったのは、日頃からご支援いただいている皆様、そして共に学び、切磋琢磨してきた学生たちのおかげです。心より感謝申し上げます。
札幌校には彫刻の専門教員がいないことから、教科教育の授業を持ちながらも、学生たちと共に試行錯誤を重ねてきました。この経験が私自身の成長にもつながり、今の私があるのだと感じています。
これまでの経験や出会いに改めて感謝するとともに、『意志』『祈跡』に続き、今回も彫刻を通じて自分を表現する場をいただけたことに深く感謝しています。これからも探求を続けてまいります。
(以下、牧野准教授のコメント)
この度は、北海道美術協会主催第98回道展にて会友賞受賞という栄えある機会に恵まれ、嬉しく思います。まだ自分の作品には未熟な点が多々あり、恥ずかしい思いをしておりますが、この受賞を糧に精進してまいりたいと思います。制作にあたりご面倒をおかけしました皆様に御礼申し上げます。
(以下、山内准教授のコメント)
この度は素晴らしい賞をいただきまして、ありがとうございました。多くの先生や大学に関わる皆様方、学生の支えなどがあり、今回の出品にたどり着けたという実感があり、この場をお借りして感謝申し上げたいと思います。
普段私が作品制作をする際は、日常生活の何げない違和感などからヒントを得て作品化しておりますが、今回の作品は私が北海道に来るまで見たことのなかったヤドリギを使用しております。今後も小さな発見を少しずつ地道に積み重ねて表現活動ができたらと考えております。
また、近年の物価や燃料費高騰により地方で彫刻制作を続けていくことが厳しい状況ではありますが、使用する材料や技法、表現スタイルを工夫することで、北海道ならではの彫刻文化を盛り上げていけたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
また、そのほかに札幌校の学生計15名、岩見沢校の学生計10名が各賞を受賞・入選しました。
(札幌校)
2年 菊地結実さん/部門:油彩
2年 芝 陽帆さん/部門:油彩
2年 朝倉成菜さん/部門:油彩
2年 今野佑香さん/部門:油彩
3年 城内つぶらさん/部門:油彩
3年 木島小雪さん/部門:油彩
3年 深田萌香さん/部門:油彩
3年 本間ちゆきさん/部門:油彩
3年 本太刀川道也さん/部門:彫刻
4年 大作絢花さん/部門:油彩
4年 本多玲亜さん/部門:油彩
4年 竹内ヒ菜さん/部門:油彩
4年 高島萌柚さん/部門:彫刻
4年 小林礼奈さん/部門:彫刻
4年 亦野翔太さん/部門:彫刻
(岩見沢校)
1年 伊藤 寛乃/部門:油彩/作品タイトル:好奇心
1年 山﨑 樺乃/部門:油彩/作品タイトル:心酔
2年 萩野 蒼彩/部門:油彩/作品タイトル:主演
2年 宝金 楓夏/部門:油彩/作品タイトル:First Penguin
2年 松岡 美鈴/部門:油彩/作品タイトル:寄り添う
3年 星 奈桜 /部門:油彩/作品タイトル:地元のおまつり
4年 尾形 心優/部門:工芸/作品タイトル:wood牡丹(釦)
4年 江ノ上 万智/部門:油彩/作品タイトル:あいうえお。
4年 新林 花菜/部門:油彩/作品タイトル:良いお天気で。
4年 篠田 歩実/部門:油彩/作品タイトル:秘かな夢のひとつ
山内准教授の受賞作「風景になる人」