教員の研究活動
学校臨床心理専攻の齋藤暢一朗准教授が、最優秀演題賞 (日本学校メンタルヘルス学会第28回大会)を受賞しました
教育学研究科修士課程学校臨床心理専攻の齋藤暢一朗准教授が、日本学校メンタルヘルス学会第28回大会(令和6年11月2日(土)〜3日(日)沖縄県男女共同参画センターてぃるる)にて、ポスター発表を行い、最優秀演題賞を受賞しました。
▶ポスター発表演題「ひきこもりの家族における内面の想像過程」
齋藤准教授は、臨床心理士として主に不登校支援、ひきこもり支援を専門にし、特に長期化事例に対して家族介入と訪問支援によるアプローチ方法を用いて、医療、福祉、教育、被災地支援、司法等で幅広く研究を行っています。ひきこもり支援以外にも、トラウマケア、複雑性PTSD、アウトリーチ、スクールカウンセリング及びモラルハラスメントも研究の対象としています。
(以下、今回の受賞を受けての齋藤准教授のコメント) 今回の研究では、自分や他者のこころの状態を想像する機能「メンタライゼーション」のモデルを、ひきこもりの家族支援に応用する際の臨床的なプロセスについて調査しました。不登校やひきこもりは年々増加傾向にあるため、効果的な支援につながる研究を続けていきたいと思います。