教育・学生支援
未来の学び協創研究センター第20回セミナー「未来の学校を支える校長・教頭先生のマインド」を開催しました
令和6年5月18日(土)に、未来の学び協創研究センターは、第20回セミナー「未来を支える校長・教頭先生のマインド」を対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催しました。
本セミナーでは、全国の先端事例を発信している学校の管理職の先生である、つくば市立みどりの学園教頭 中村めぐみ先生、札幌市立山鼻小学校校長 佐野浩志先生、さいたま市立美園南中学校教頭 宮内智先生、福岡市立南片江小学校校長 酒井美佐緒先生の4名を迎え、講演とパネルディスカッションを実施しました。
後藤センター長の開会挨拶の後、本センター主任センター員の佐藤正範特任講師による司会進行で、中村先生による「先生が先生を楽しめる学校にしたい!‐一教頭としてできること-」、佐野先生による「未来の学校づくりに向かうバランス・マネジメント」、宮内先生による「ICTを活用した教科指導推進のポイント」、酒井先生による「新しい時代を生きる児童の育成を目指す学校経営」と題した講演が行われました。
パネルディスカッションでは、各登壇者が意見や質問に答える中で、コンパクトな単位にすることで先生方それぞれが活躍できる研修組織づくりや、学校職員全体が理解でき納得ができる情報提供の質など、未来の学校づくりのヒントや具体例が共有されました。
本セミナーのコーディネーターである佐藤主任センター員は、「チャレンジできる学校を創るためのチームマネジメントについて4名の先生方からたくさんのご示唆をいただき、教職の魅力やこれからの学校の可能性を全国と共有することができた。」とセミナーを総括しました。
このセミナーには、現職教員、学生、教育委員会関係者、大学教員など、81名(現地参加6名・オンライン参加75名)の参加があり、参加者からは、「様々な学校現場での最先端の取り組みを知ることができ、とても具体的なイメージをもつことができた。」「ICTの利活用、管理職としての職員育成等、明日からすぐに取り組めること、1年かけて取り組むことが明確になりました。」などといった声が寄せられ、盛会のうちに終了しました。
本セミナーは、北海道教育委員会の北海道教職員研修計画に位置付けられている認定セミナーです。
今後も教育の最新事例や研究成果をもとにした魅力的なセミナーを開催していきます。
後藤泰宏センター長開会挨拶
ご登壇いただいた講師の方々
札幌市立山鼻小学校 佐野浩志校長
会場の様子