令和5年6月1日(木)から3日(土)に株式会社内田洋行が全国複数会場で開催した「New Education Expo2023」において、未来の学び協創研究センターに所属する教員2名の登壇発表がありました。
令和5年6月1日(木)、東京の本会場において、本学より川俣智路准教授、新潟市教育委員会より植田一宏元小須戸小学校教諭、中林浩子元小須戸小学校校長から株式会社内田洋行との共同研究(テーマ:児童生徒のEngagementを高める学習デザイン・ICT活用方法の開発 2020-2022)について「すべての子どもにとって個別最適な学習環境はどう実現可能か? ~「学びのユニバーサルデザインUDL」の最新事例に学ぶ~」というタイトルで報告がありました。
当日は150名以上が参加し、ウェブ掲示板も活用し参加者と交流しながら、小須戸小学校で行われた実践について、個別最適な学びの観点や学びのユニバーサルデザイン(UDL)の視点から議論しました。
川俣准教授は「新潟市との研究は一区切りついたが、同様のテーマの研究をぜひ北海道、札幌の学校でという現場のニーズもいただいている。今後は北海道内でも展開していきたい。」と話していました。
また、令和5年6月3日(土)NewEducationExpo2023札幌会場では佐藤正範主任センター員が「個別最適で協働的な学びをICT活用で実現するための学校マインド」と題し「GIGAスクール構想の成功事例の紹介と実現へのポイント」について講演しました。
当日は30名以上の学校教員・教育関係者が対面で参加し、各自治体や学校の課題と解決策について活発な意見交換が行われました。佐藤主任センター員は「令和の日本型学校教育の推進のためには先行事例に習うことと、子どもの個別最適な学びの実現のための学校や先生方の個別最適が実現できる環境づくりがポイントになる。」と話していました。
今後も本学未来の学び協創研究センターは、学校ICTや学びの質に係る研究を推進し、企業等の連携によって地域に発信をしていきます。