本学では、ＪＡ北海道中央会との共同により、ＪＡ北海道中央会×北海道教育大学ＳＤＧｓプロジェクトを実施しており、そのメインイベントの一つとして、令和4年8月9日（火）、10日（水）に、農業の本場「十勝（中札内町、上士幌町）」で農業視察研修を実施しました。
参加した札幌校生活創造教育専攻学生7人は 、事前にＪＡの事業概要、スマート酪農、パラレルノーカーとバイオガス発電等について予習し、現地で学ぶ課題を持って参加しました。
牧場見学では、人手不足と言われる業界で、牛の習性を利用した合理的な機械化を目の当たりにし、バイオガスプラントでは、処理に悩まされていた大量の牛糞を電力、液肥や敷料等に再利用される工程を視察しました。
参加した学生は充実感あふれる表情で、「環境負荷を削減する技術は、技術科教員を目指す者として、誇らしかった。教員になったら、この貴重な経験を子どもたちに伝え、農家の皆さんが安心して働くことができる農業組合の仕組みを理解しながら、明るい北海道農業に協力したい」と語っていました。