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社会貢献


釧路校地域環境教育実践分野の学生が浦幌町で実地研修を
行いました

 十勝郡浦幌町では、学校と地域が連携・協働し、子どもたちに地域に対する愛着や誇りを育んでいくことで持続可能な地域の実現を目指す「うらほろスタイルふるさとづくり計画」に取り組んでいます。「子どもを軸」に「学校を舞台」に持続可能な地域の実現を目指す同計画は、「地域とともにある学校づくり」「学校を核とした地域づくり」の先進事例として全国的な注目を集めています。

 「うらほろスタイルふるさとづくり計画」の一環として、浦幌町では、小学校5年生が町内農林漁業家さんのお宅に宿泊しながら農業体験・漁業体験・林業体験等を行う1泊2日の民泊体験に取り組んでいます。小学生の地元農林漁業家宅への民泊体験は、全国的にも大変珍しい取り組みです。
 地域環境教育実践分野では、さまざまな形で「うらほろスタイルふるさとづくり計画」に参画しながら、これから「地域に根差した教師」になろうとする私たちには一体どのような資質や能力が必要とされるのか、実地に考えています。その一環として、2011年から2020年までの9年にわたり、浦幌町の小学校5年生が取り組む民泊体験をそのまま体験できる浦幌民泊体験実習に取り組んできましたが、新型コロナウィルス感染症の流行により、2021年からは実施が困難となっていました。

 今回の浦幌町での実地研修はその代替として実施されたものです。6月26日(日)~27日(月)、12名の学生が、子どもたちの民泊体験を受け入れてきた農家さんを訪れ農業体験や、同世代の若者たちとの交流を深め、浦幌町の「人」や「つながり」の魅力を体感しました。
 参加した学生からは、「農作業体験することで、大変さと同時にその中にある楽しさも実感することができた。人の温かさに触れ、自分がやりたいことについて考えるきっかけになった」「人間形成に地域の力が必要だと実感した。子どもの可能性を学校内に閉じ込めず、地域に広げていく教師の役割について学んだ」「コロナ禍の体験学習のあり方について話を聞き、自分たちの課題について考えるきっかけになった」といった感想が寄せられました。

記念写真(まちなか農園)

酪農体験(餌やり)

農作業体験(とうもろこし)

炉づくり

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