令和3年11月12日(金)、北海道教育大学へき地・小規模校教育研究センターは、 第19回へき地・小規模校教育推進フォーラム2021を対面とオンラインのハイブリッドで開催しました。
今回のフォーラムは、ICT活用教育でへき地教育はどのように変わるのか、令和の日本型学校教育に向けたへき地・小規模校の挑戦をテーマに行われました。
玉井康之 へき地・小規模校教育研究センター長の開会挨拶の後、パネルディスカッションでは、和歌山大学教育学部教授 豊田充崇 氏から「へき地・小規模校でICTを活用すると何ができるのか」、徳之島町教育委員会教育長 福宏人 氏から「ICT活用教育でへき地教育はどのように変わるのか」、積丹町教育委員会教育長 十河昌寛 氏から「へき地・小規模校のICT教育を教育委員会としてどのように推進していくか」、北海道教育大学札幌校准教授 前田賢次 氏から「大学でへき地・小規模校に対応したICT活用指導力をいかに養成するか」と題した事例報告があり、オンライン参加者を交えて活発な意見交換が行われました。
このフォーラムには、全国及び海外から、大学教員、現職教員、学生ら93人の参加があり、参加者からは、「へき地・小規模校のデメリットをICTによってメリットへ変換できる実践を多く知ることができた」、「中国においても学校の小規模校化が議論されており、日本のへき地・小規模校教育の取組は世界先進の教育になり得る可能性を秘めている」等の反響がありました。