令和3年6月27日(日)、7月4日(日)に釧路校学生18名が「浦幌バスツアー」を実施しました。
浦幌町の「うらほろスタイルふるさとづくり計画」の一事業として、これまで9年間にわたり、浦幌民泊体験実習※に取り組んできましたが、新型コロナウィルス感染症流行によりその実施が困難な状況となったことから、その代替活動として「浦幌バスツアー」を今年度初めて実施し、学生たちは浦幌町の「人」や「つながり」などの魅力を体感しました。
学生からは、「うらほろスタイルの直接の対象は子どもたちだけれど、地域の大人も巻き込んだ本当の意味での地域ぐるみの取り組みだと思った」「浦幌町の魅力ある人たちに自分も憧れる。自分の生き方を見つめ直す機会にもなった」等といった感想が寄せられました。
釧路校地域環境教育実践分野では、この「うらほろスタイルふるさとづくり計画」にさまざまな形で参画させていただきながら、これから「地域に根差した教師」になろうとする学生に、一体どのような資質や能力が必要とされるのかを実地で考える機会を創っています。
※浦幌町では、学校と地域とが連携・協働し、子どもたちに地域に対する愛着や誇りを育んでいくことで持続可能な地域の実現を目指す「うらほろスタイルふるさとづくり計画」に取り組んでおり、その一環として、浦幌町では小学校5年生が町内農林漁業家さんのお宅に宿泊しながら農業体験・漁業体験・林業体験等を行う1泊2日の民泊体験に取り組んでいます。小学生の地元農林漁業家宅への民泊体験は、全国的にも大変珍しい取り組みとなります。