公益財団法人教育美術振興会が主催する教育美術・佐武賞は、故・佐武林蔵氏の寄付により昭和41年に創設された賞であり、美術教育に関する優れた実践報告や研究論文を表彰するものです。
今年度の選考結果が7月26日(月)に月刊教育美術8月号誌面で発表され、本学札幌校准教授 花輪大輔(47)の研究論文「子供が絵に表す意味と指導のあり方に関する研究-量的な基礎研究を根拠とした法則化による描画指導法の検討-」が第56回教育美術・佐武賞に選出されました。
選考結果:http://www.kyoubi.or.jp/pdf/satake_senkou.pdf
選 評:http://www.kyoubi.or.jp/pdf/satake_senpyou.pdf
【受賞者の声】
この度、拙稿が第56回教育美術・佐武賞をいただきました。これまで支えていただいた皆様に心より感謝を申し上げます。
指導者が「いかにして作品を作らせるか」を標榜しては、図画工作・美術教育の意義を見失うと考え美術教育研究に取り組んで参りましたが、本賞の受賞でこれまでの考えが確信となりました。今後も次代を築く子供たちの美術教育の発展のために尽力して参ります。