社会貢献

　令和元年7月9日（火）及び9月3日（火）、北海道立教育研究所と本学との共催により、小規模校及び複式学校に勤務する現職教員を対象とした「令和元年度これからのへき地・小規模校教育充実研修」を開催しました。この研修は、同研究所と本学が今回初めて企画から運営にいたるまで連携・共同して実施したもので、本学札幌駅前サテライトを主会場に、双方向遠隔講義システムを使用して、旭川校・釧路校・函館校に配信しました。
　7月9日は基礎編として、「少人数・複式学級における効果的な指導の進め方」をテーマに、初任・中堅・ベテラン段階の教諭等27名が受講しました。9月3日は発展編として、「学校規模に応じた効果的な協働の進め方」をテーマに、中堅段階及びミドルリーダーの教諭等21名が受講しました。
　それぞれの講習では、少人数及び複式学級における学級経営・学習指導の基本的な考え方や指導法、特性を活かした教育活動や校内研修について、講義、実践発表がありました。演習では、各会場の本学へき地・小規模校教育研究センター員が講師として助言を行いつつ、少人数・複式学級の良さを生かした学級経営・学習指導や授業改善・課題解決に向けた具体的方策などを検討・協議しました。
　受講者から、「自分の学級に取り入れていける具体的方策が多くあった。」「「少人数」というだけでマイナス面ばかり考えていましたが、たくさんやってみたいことが見つかりました。」等の感想が寄せられました。