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教育・学生支援


令和元年度第1回へき地・小規模校教育推進フォーラムを開催

 令和元年8月28日(水)、本学事務局で令和元年度第1回へき地・小規模校教育推進フォーラム「へき地・小規模校の教師教育と大学・教育委員会の役割-離島型・内陸型へき地の特徴から人材育成のあり方を考える-」を開催し、全国(遠くは沖縄県)の大学、教育関係機関の教職員及び学生・院生等、77名の参加がありました。
 今回、“離島型へき地の典型”として離島が最も多い長崎県と、“内陸型へき地の典型”として広大な北海道、この特徴的な二つを比較しながら双方の良さを学び合うことを目的として開催したものです。
 シンポジウム「長崎と北海道のへき地の人材育成の取り組みと可能性」では、長崎大学、北海道立教育研究所及び本学から各機関における取り組み、各種制度や実態等について説明がありました。
 全体討論では、参加者から「学生のうちに勉強しておいた方がよいことはありますか。」「学生アンケートで「へき地教育」への厚意的な回答が多かったが「複式教育」へのイメージや不安感等があったのか知りたい。」等といった質問があり、各パネリストと活発な意見交換が行われました。
 最後に、文部科学省総合教育政策局教育人材政策課教員養成企画室室長補佐 金郁夫氏から講評があり、本フォーラムの内容を踏まえ、今後のへき地・小規模校教育のあり方等について大変参考となる内容を交えた言葉をいただきました。
 参加者から、「長崎県におけるへき地・小規模校の状況や、教員研修、人事制度の取り組みがわかり、大変参考になりました。」、「北海道と長崎におけるへき地・小規模校の課題の相違点などが良くわかった。」など感想が寄せられ、盛会のうちに終えることができました。

シンポジウムの様子

講評(文部科学省 金郁夫氏)

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