令和元年7月26日(金)~8月11日(日)、本学札幌駅前サテライト、札幌エルプラザなどを会場に、「令和元年度社会教育主事講習」を実施し、教員、自治体職員、民間職員など47名が受講しました。社会教育主事とは、都道府県や市町村の教育委員会に置かれる専門職員で、地域の教育力向上、まちづくりなどの学習の企画・立案、連絡・調整などに活躍が期待され、高い専門性が求められています。
今年度は、従前から継続している「オール北海道方式」により、本学以外の講師を多数お招きして多様なプログラムにより構成しました。
社会教育演習では、対象地域の多様性を求める声が多くなった事を配慮して、恵庭市教育委員会に加え、新たに石狩市、江別市に協力をいただき、3都市それぞれで施設見学や聞き取り調査等の班別によるフィールドワークが実践されました。
受講者から「3年ほど社会教育行政に携わり、事業を実施すれば良いという考えが染みついていたが、改めて社会教育そのものの意味や意義について考えることが出来た。」、「町づくりに取り組んでいる住民の生の声を聞けるという機会があまりなかったのでこれからの参考にしたい。」、「生涯学習について知らないことばかりだったので、とても勉強になった。今後も続けてほしい。」といった感想が寄せられ、有意義な講習となりました。