平成30年11月15日(木)、5キャンパスをテレビ会議システムで接続し、「平成30年度教職員PD※研修プログラム」を開催し、約30名の教職員が参加しました。この取り組みは、本学が愛知教育大学・東京学芸大学・大阪教育大学と連携して行っている事業「HATOプロジェクト」の研修・交流支援部門の取り組みの一環で実施したものです。
当日は、札幌校 千賀 愛准教授から「アメリカ合衆国の障害児者への教育と合理的配慮」をテーマとして、1960~70年代アメリカの障害児教育政策や、合理的配慮について具体の事例も交えながら講演がありました。
参加者から、「合理的配慮が必要な学生への対応のヒントとなった」、「多様性や障害観について改めて考えるきっかけになった」などの感想が寄せられ、有意義な研修となりました。
※「PD(プロフェッショナル・ディベロップメント)」とは、「教員志望の学生の教育と学生支援を中心に置きながら、教師教育(教員養成教育と現職教員教育)ならびに教育支援者等の専門性向上に携わる、教職協働による大学教職員(附属学校教員を含む。)の職能開発、教職員の専門職化を目指した自立的・内発的な活動」と定義されているもので、法人職員として必要な力を向上させるための研修。