平成30年5月20日(日)、本学札幌駅前サテライトにおいて、「へき地・小規模校教育研究センター」創設後初となる第1回センター会議を開催しました。「へき地・小規模校教育研究センター」(略称:へき研センター)は本年4月に創設し、国立大学で唯一の「へき地・小規模校教育・研究」に特化したセンターで、その前身は70年前に創立され、以来形を変えて発展してきました。
近年、全国的にも過疎化・少子化・小規模校化が急速に進行し、人口減少社会の中で、へき地・小規模校で開発してきた少人数教育に期待が寄せられています。また、へき地・小規模校では、少人数学習指導・複式間接指導・異学年集団・地域連携教育などの独自的な指導方法がありますが、これらの方法を全国の小規模校に活かす必要性が生じています。
当日は、へき地・小規模校教育研究の発展のための方針を確認するとともに、へき地教育プログラムを経験した学生がどのように成長していくかをとらえていくことや、全国的な期待に応えて、へき地・小規模校教育研究の成果を広げるために、当センターが全国の中核的な機能を拡大していくこと等も確認しました。