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教育・学生支援


函館校でシンポジウム「国際地域研究の地平線―函館からの出発―」を開催

 平成30年6月29日(水)、函館校において、公開シンポジウム「国際地域研究の地平線-函館からの出発-」を開催し、本校学生、市民など約100名が参加しました。
 本シンポジウムは、5年目を迎えた国際地域学科において、これまでの教育・研究・社会貢献を改めて問い直すと同時に、今後進むべき方向性を考えることを趣旨として実施したものです。
 当日は、蛇穴学長の挨拶に続いて、政策研究大学院大学長の田中明彦氏から「現代世界と国際地域研究」と題する基調講演がありました。
 続いて行われた連続講演では、はこだて未来大学教授の田柳恵美子氏が「『知識』が繋ぐ地域間ボーダーレスネットワーク」、函館校教授の田中邦明氏が「地域エンパワーメントによる課題解決の戦略-渡島大沼の水環境問題解決を事例とする戦略的モデルの提案」、函館校准教授の古地順一郎・池ノ上真一両氏が「国際地域学の地平-『国際』と『地域』をつなぐ視座」について、それぞれ研究成果と展望を語りました。
 最後に講演者全員が登壇したパネルディスカッションでは、いま最も注目する世界の「地域」に関して独自の観点からユニークな見解が披歴され、会場参加者と活発な質疑応答も行われ、有意義なシンポジウムとなりました。
 函館校では、今後も、国際地域研究についてさまざまな取り組みを続けていく予定です。

田中明彦氏の基調講演

パネルディスカッションの様子

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