平成30年5月25日(金)~27日(日)、根室管内において「酪農家民泊体験実習」を実施し、釧路校の学生24名が参加しました。
命の糧「食」とこれを産み出す第一次産業・農山漁村の価値・重要性を子どもたちに伝えていくことは、教員の大きな役割です。「酪農家民泊体験実習」は、このようなことを身をもって実感し、理解を深めてもらおうと平成25年度から実施しているものです。
3日間にわたる実習の中で、酪農家さんのお宅に分宿し、給餌・牛舎清掃や搾乳といった酪農生活体験や、地元食材を使った調理実習などに参加し、最終日に酪農家の方々を招いて、「振り返り発表会」を行いました。
参加した学生からは、「自分がたくさんの『つながり』の中で生き、生かされているということが分かった」「体験前と体験後とでは、牧場の風景がまったく違って見える」「『知る』ことの大切さ、『知る』ということの本当の意味が分かった気がする」「後輩や子どもたちにも今回の経験を伝えていきたい」といった感想が寄せられ、貴重な体験となりました。