平成30年6月1日(金)、旭川校社会科教育専攻経済学ゼミの学生が、JICA北海道(札幌)の国際理解教育/グローバル教育の体験型施設「ほっかいどう地球ひろば」訪問プログラムに参加しました。
はじめに、地球案内人(ファシリテーター)から、フィリピンの農林水産業を着目した「相互依存と交易からの利益」と「貧困と児童労働」について学び、さらに、世界共通認識である「持続可能な開発目標(SDGs:エスディージーズ)」の概要を学習しました。
引き続き行われた参加型ワークショップにおいて、ウガンダでは、安全な水を飲めない、衛生設備を利用できないという理由から発生する下痢性疾患の死亡率が高いことと、お金をかけずにできる衛生対策を主体的に学びました。各グループで、排泄物-Feces-のばい菌から人間の口までの経路(F-diagram)を考えた後に感染症の予防策を話し合い、学習成果を1枚の模造紙に書いて発表しました。
グループワークやファシリテーターの講話・助言を通じて、参加学生は改めて日本における生活の豊かさに気づき、アフリカで「水と衛生」に関する課題に取り組むボランティア「水の防衛隊」の活動内容を理解することができました。