平成30年6月1日(金)、江別市の稲作農家で札幌校生活創造教育専攻の1年生23名および研究生1名が田植え体験を行いました。
本事業は、本学と相互協力協定を締結しているJAグループ北海道の協力を得て、平成19年度から実施しているもので、昨年度からは江別市にオープンした都市と農村の交流センター「えみくる」を運営する「江北まちづくり会」との3者共催となりました。
田植え体験では、江別市の稲作農家 三角芳明氏の圃場で、ビニールハウスにある育苗箱を地面から剥がし、素足で水田に入り、各自の育苗箱が空になるまで田植えを行いました。体験後、「えみくる」でミニシンポジウムを開催し、「えみくる」代表の菅原氏、JA北海道中央会の山本和夫氏、稲作農家の三角晴美氏が、それぞれの立場から農業や食育への思いを語り、続いて活発な質疑応答が行われました。
参加した学生から、「田植え機の偉大さに驚いた」「農家の大変さ・食べ物のありがたみが体験を通じて実感できた」「農家の実情やJAという組織を知り、第一次産業のイメージがつかめた」といった感想が寄せられ、食育の大切さを学ぶとともに、充実した体験となりました。