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「北海道教育大学サマーゼミナール」を実施

 平成29年8月10日(木)、かでる2・7において「北海道教育大学サマーゼミナール」を実施し、高校2年生30名が受講しました。
 今回のサマーゼミナールでは、本学の教員による講義をもとに、参加者がグループ討論や個人レポートに取り組み、現代社会の課題を「教育」の視点から考えることを目指しました。
 当日は、本学・札幌校学校教育専攻 益子 洋人准教授が担当する講義「桃太郎から考える 教師と『もめごと解決』」と、講義に関するグループ討論、個人レポートなど、全体で3時間(休憩含む)のプログラムで実施しました。
 講義の前半では、昔話「桃太郎」の例や、学校で起こる「もめごと」を題材にしながら、とくに学校での「もめごと解決」のために教師が何をするべきか、問題提起を行いました。参加者は、自分の考えをワークシートにまとめた後、各4~5名のグループで討論(グループ討論①)を行い、前半のまとめとして、全体で各グループの討論内容を共有しました。
 講義の後半では、もめごとに対する異なる見解や、もめごとに直面した子どもたちの行動などについてデータに基づく説明があり、さらに、もめごと解決のための理論について紹介がありました。
 続いて参加者は、ここまでの講義内容をふまえて、学校でのもめごと解決のため、教師が何をすればよいかという問題について、あらためて自分の考えをまとめ、前半と同じグループに分かれて討論(グループ討論②)を行いました。20分ほどの討論の後、全体での討論内容の共有と、講義全体のまとめでしめくくりとなりました。
 そして最後に、サマーゼミナールを受講してどのようなことを学び、どのような問題意識を持ったかについて、参加者全員が各自の考えを個人レポートにまとめました。
 参加した高校生は、講義を熱心に聴き、ワークシートや個人レポートにも真剣に取り組んでいました。グループ討論では、初対面同士ということもあり、最初は緊張していたようですが、2回目のグループ討論では緊張もほぐれた様子で、活発な話し合いができたようです。

講義の様子

レポートに取り組む高校生

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