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教育・学生支援


「北海道教育大学教職大学院セミナー」を開催

 平成29年7月2日(日)、本学札幌駅前サテライトにおいて、新小・中学校学習指導要領のねらいと教職大学院の今後の在り方を考えることをテーマに「北海道教育大学教職大学院セミナー」を開催し、北海道教育委員会をはじめ各教育委員会等の教育関係者、小中学校等の教員、本学教職員、本学教職大学院生など100名を超える参加がありました。
 蛇穴学長の挨拶に続いて、文部科学省初等中等教育局教育課程課専門官の石田有紀氏から「新小・中学校学習指導要領のねらい」、名古屋大学教授(元文部科学省高等教育局長)の磯田文雄氏から「教職大学院のこれまでとこれから」、国立高等専門学校機構監事(前兵庫教育大学長)の加治佐哲也氏から「教員養成学部・大学院の改革に向けて」、蛇穴学長から「教員養成のさらなる発展に向けて」についてそれぞれご講演いただきました。
 続いて行われたシンポジウムでは、玉川大学教授の中西茂氏のコーディネートのもと、パネリストとして磯田文雄氏、北海道教育委員会教育長の柴田達夫氏、蛇穴学長が登壇し、「教職大学院の今後の展望」をテーマに、北海道における教育現場の課題を踏まえた教職大学院に期待すること、教育委員会と連携した現職教員の再教育(学び)の場としての教職大学院の在り方や、大学と教育委員会が連携して行う地域教育課題への対応及び教職大学院の大学教員の在り方について、活発な意見交換が行われました。
 本学教職大学院は創設から今年で10年目を迎え、これを機に改めて教職大学院はどのような役割を期待されているのか、今後何をするべきなのか、その将来的展望はどのようなものなのか等、学習指導要領改訂にも照らし合わせながら教職大学院の今後の在り方を考える機会となり、大変有意義なセミナーとなりました。

講演を行う蛇穴学長

シンポジウムの模様
(左から中西玉川大学教授、磯田名古屋大学教授、柴田北海道教育委員会教育長、蛇穴学長)

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