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教育・学生支援


学校現場と双方向遠隔授業システムで繋ぐ新たな授業
「学校臨床研究」の試行を実施

 本学では平成29年度から、大学と学校現場とを双方向遠隔授業システムで繋いだ授業「学校臨床研究」を実施予定です。当該授業は、教育実習を終えた3年次の後期に開設され、実習の課題等を踏まえ、学校現場での指導法や課題を学び、理論的・分析的な省察を行うことで、実践的な力を学生に身につけさせることを目的としています。今年度は、平成27年11月26日(木)~12月3日(木)の期間において、3年次の学生を対象に試行を実施しました。
 試行は全3回の授業で構成され、1回目では、教育実習の体験を踏まえて、学生が自ら課題を設定しました。2回目では、双方向遠隔授業システムで附属札幌小学校の授業参観を行った後、附属学校の授業担当教員とディスカッションを行いました。3回目では、授業における課題等について活発にディスカッションがなされるなど、試行全体を通じて学生が非常に充実した表情をみせていました。
 本実施では、この試行のサイクルを3回実施し、接続する拠点を附属学校だけでなく、市内の小中学校やへき地・小規模校と変更しながら、それぞれの課題を設定して15回の授業を構成することを予定しており、今回の試行を踏まえることにより、更なる改善が期待されます。

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