理事・副学長 |
来年度からは第3期中期目標・中期計画期間が始まり、ミッションの再定義の着実な実施が求められます。さらには、文部科学省による教員養成学部の見直し要請などもあり、本学を取り巻く環境は厳しさを増しています。そのさなかに、理事・副学長への就任の打診がありました。責任の重大さと昨今の学内外の情勢に鑑み、正直、ためらいはありました。しかし、北海道教育大学に恩返しをしたい、そして微力ながら本学を未来に繋げていく取り組みに協力したいと考え、お引き受けすることを決心しました。
主に教育と研究を担当することとなります。本学の先生方の研究遂行能力、教育力は他大学に負けないと思っています。しかし、それが充分には教員養成・人材養成に活かし切れていないのではないかとも思っています。大学で初等・中等教育の教員の養成を行うことの意義をもう一度考え直し、皆様とともに本学のあるべき研究・教育の姿を共有し、それに少しでも近づいていきたいと考えています。
これまでの改革を継承しながら、学長の掲げる「入学して良かった」、「勤めて良かった」と思える大学に少しでも近づけるために尽力したいと考えております。皆様のご協力をお願い申し上げます。