役職員等挨拶

　10月1日付けで旭川校キャンパス長を拝命しました。
　旭川校に、2007年4月に着任してから今年で19年目になります。私は漢文学研究室の担当者として着任しました。私が着任してから旭川校も、また北海道教育大学も、そして世の中も大きく変化したなと実感しています。
　着任してから、多くの教え子がこの研究室を巣立って行きました。世の中も大学も大きく変化しましたが、学生がそれほど変化したとは感じていません。もちろん、多少の違いはありますが、人として成長したいという願いを持っていることは、以前も今も変わりありません。
　本学のキャッチフレーズは「人が人を育てる」ですが、私自身も学生の皆さんに、大学教員として育てられてきたと強く感じています。例年、卒業式の日に卒業生が「この研究室に入ってよかったです」という言葉を贈ってくれますが、これが学生から私に向けられた「通信簿」と思っています。
　旭川校の学生が巣立っていくときに、こうした言葉を私たちに投げかけてくれるように尽力して参りたいと決意を新たにしています。皆様のご支援ご鞭撻を賜りながら、誰からも愛される旭川校にしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。