地域連携

令和7年度「みらいの「教員育成プログラム」「教員基礎探究」が始まりました

 釧路校では、高等学校段階から教員の仕事を理解し、教員になるための素養を高めるとともに意欲の高揚を図る「みらいの教員育成プログラム(高校2年次:『教員基礎』、高校3年次『教員基礎探究』)」を北海道教育委員会と連携して実施しています。
 令和7年度は、高校3年生13名が令和6年度の「教員基礎」に引き続き「教員基礎探究」に参加しています。第1回が5月17日(土)、第2回が5月24日(土)に行われました。

 第1回は、オリエンテーションでした。まず、2年次に実施した「教員基礎」も含めたプログラムの全体像の確認、「教員基礎探究」の目標や内容の説明を行いました。次に、教職を志望したきっかけとなった出来事についての交流する演習を行い、「学習の楽しさを教えてくれた先生に出会ったこと」、「親身になって支えてくれた先生に憧れて」、「子どもたちとの交流を通して子どもを支えることに魅力を感じて」など、それぞれが教職を志望するきっかけとなったできごとを発表し、お互いに興味をもって聞いていました。振り返りでは、「教員を目指すことになったきっかけを再認識できた」、「志望動機がはっきりした」などが出されました。高校3年生の時期に、自身の進路を明確にする意味のある機会となりました。

 第2回は、学校実習に向けた事前準備でした。前半は、学校実習の進め方や学校実習当日の予定を確認し、「教員基礎探究」全体を通した自己課題から、学校実習の際の目標を設定しました。後半には、配属学級ごとに分かれて、学校実習の際に実施する交流活動の活動目標や内容を決めていきました。受講生は、まだ配属学級の子どもたちと関わる前ですので、うまく伝わるか、考えた活動が実施できるか等、色々と検討しながら真剣に進めていました。最後には、模擬授業を行い、子どもにわかりやすく伝えるための工夫やみんなが仲良くかかわることができるための工夫について話し合いました。

教職志望の契機①

教職志望の契機②

学習交流活動準備・模擬授業