国際交流
JICA課題別研修「児童の学び改善のための初等算数教授法」を実施しました
本学では、今年度で2回目となる独立行政法人国際協力機構(JICA)課題別研修「児童の学び改善のための初等算数教授法」を、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)と共同で実施しました。
今回は、令和7年2月3日(月)から2月27日(木)の間、本学附属函館小学校を主な会場として、アフリカ8か国から8名の研修員(教育担当省の職員、現職教員等)を受入れました。
本研修は、問題解決型授業実践に焦点を当て、実習等を通して日本の算数教育について理解を深め、児童主体の学びを促す学習指導案を作成し実践することで、自国の算数授業の質向上を図ることを目的としています。
研修員は、授業観察、授業実践や討議を繰り返して習得したスキルを用いてアクションプランを作成し、最終日には、熱のこもった発表を行いました。
また、閉講式では、研修員の代表から、「この研修で学んだ知識と経験を自国の教員に伝えることをお約束いたします。アフリカと日本の国際協力万歳!」等と述べられ、充実した研修だったことが伺えました。
閉講パーティにおいては、JICA北海道から飲み物、オードブル等を提供いただき、研修員からは、歌、踊りが披露されるなど、盛会のうちに終了しました。
来年度も、引き続き本研修を実施する予定です。
授業観察(6年:算数で読み解こう)
閉講式