学生の活躍
日本造園学会北海道支部大会で函館校景観生態学研究室の学生が「ポスター発表優秀賞」をダブル受賞しました
2024年度の日本造園学会北海道支部大会が10月5日(土)に北海道大学学術交流会館(札幌市)で行われました。国立公園に関するシンポジウムのほか、口頭発表・ポスター発表の各セッションが行われ、函館校景観生態学研究室(地域環境科学グループ・村上健太郎ゼミ)から3件のポスター発表がありました。このうち、滝口晴子さん、宮崎夏生さんらの発表と荒 洸太朗さん、小野寺 悠さんら(いずれも4年生)の発表がそれぞれ「ポスター発表優秀賞」を受賞しました。
滝口さん・宮崎さんらの研究発表「函館平野の神社林林床に生育する春植物とその生育に影響する環境要因に関する研究」は、函館市近郊の神社林林床に生育する春植物を調査し、生育する各種の存否に影響する要因を調査・検討したもので、樹冠面積及び山地林からの距離の影響が大きいと考えられることを論理的かつ分かりやすく分析・表現されていたことが高く評価されました。
また、荒さん、小野寺さんらの研究発表「函館市周辺の海浜における海岸性甲虫の種組成・種多様性に影響する環境要因」は、函館市とその近郊の海浜において、海岸性甲虫の種組成・種多様性を調査し、特に人為的な影響に着目して分析したもので、地道なデータ取得と独創性・結論に至る論理の流れ・質疑応答の的確さなどが高く評価されました。
本大会での各セッションの審査結果・講評については日本造園学会北海道支部のウェブサイトにも掲載されています。
表彰式後の記念撮影
左から宮崎さん、滝口さん、荒さん、小野寺さん