国際交流・協力

文化芸術に関する国際シンポジウムを開催しました

 令和6年6月1日(土)に、札幌駅前サテライトにて、岩見沢校と、タイ・チュラロンコン大学芸術・応用芸術学部及びタイ音楽文化研究センターの共催による、文化芸術に関する国際シンポジウムを実施しました。

 本シンポジウムは、これまで主に伝統芸能を中心として文化交流を行ってきた岩見沢校と、タイのチュラロンコン大学芸術・応用芸術学部が、「文化芸術の持続可能性」という統一のテーマの下でより広い視野での学術交流を実現することを目的として開催されました。シンポジウムには、チュラロンコン大学から来日したカムコム・ポーンプラシット教授及びパタラ・コムカム准教授と、岩見沢校の柴田尚教授(芸術・スポーツビジネス専攻)、伊藤隆介教授(美術文化専攻)、濱谷弘志教授(スポーツ文化専攻)、金崎惣一講師(音楽文化専攻)の6名が発表者として登壇しました。

 シンポジウムのテーマである「サスティナビリティ(持続可能性)」は、今やグローバル時代の共通語となっています。文化芸術に関わる両大学の教員にとっても、それぞれの専門分野において社会と文化芸術をサスティナブルな視点から熟考することは重要な課題の一つであると考え、様々な分野で活躍するエキスパートらの発表を通じて、文化芸術それ自体の持続可能性へのアプローチだけではなく、社会や自然(環境)、人間関係等、我々が生きるこの世界を持続可能なものにするために文化芸術の視点がどう活かされるかといったアイデアを共有しました。

 発表後のディスカッション・セクションでは、参加者による活発な議論が交わされ、互いを刺激し、横断的な研究発展の可能性を予見させる実りある交流を深めることができました。

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