教育・学生支援
令和6年度スポーツ庁委託事業「スポーツによる地域活性化・まちづくりコンテンツ創出等総合推進事業(スポーツツーリズムコンテンツ創出事業)」に採択されました
岩見沢校は、令和6年度スポーツ庁委託事業「スポーツによる地域活性化・まちづくりコンテンツ創出等総合推進事業(スポーツツーリズムコンテンツ創出事業)」に採択されました。
本事業は、地域のスポーツ資源を活用し、国内外から選ばれる観光コンテンツを創出するモデル事業を実施し、その効果を検証するものです。
スポーツツーリズムは地域活性化や産業振興において重要な役割を果たしており、これまで様々な施策が進められてきました。しかし、近年は新型コロナウイルス感染症の影響により、その効果を十分に発揮できない状況が続いていました。今後は、インバウンド需要や国内観光需要の回復に向けた取り組みの強化が求められています。
岩見沢校のスポーツ文化専攻アウトドア・ライフコースでは、北海道の豊かな自然を活かし、アウトドア活動を通じた地域活性化に取り組んでいます。特に、生涯学習の一環として、自然体験を通じて人間性の向上を図ることを目指し、野外教育における重要な学習観点に基づき、自然との深い関わりを重視しています。
また、芸術・スポーツビジネス専攻では、芸術とスポーツの力を活用して、社会課題の解決に貢献できる人材の育成を目指し、冬季には、地域活動としてイグルー作りやそり遊びなどを実施し、地域の活性化にも貢献してきました。
本事業では、これまでの教育実践や地域との連携を活かし、地域特性を反映した、雪の少ない地域からの訪問者やウインタースポーツ初心者でも気軽に楽しめるスノーアウトドアスポーツアクティビティを開発します。また、「除雪」や「屋根の雪下ろし」「道路にスタックした車の救助作業」といった、雪国ならではの生活体験を取り入れ、地域住民との交流を通じて相互理解を深める取り組みも行います。
この取り組みを通じて、北海道の魅力をより多くの方に知っていただき、アウトドアスポーツと観光を融合させた新しいスポーツツーリズムのモデルを提案してまいります。