教育・学生支援

ファシリテーションを学ぶ、使う!―ホワイトボード・ミーティング®に学生がチャレンジ

 「小学3年生のAくんのサポート計画をみんなで考えましょう。Aくんの強みを生かしたサポートのアイデアというと、どんな感じですか?」学生がファシリテーターになり架空事例のケース会議が始まり、別のグループでは、「Aくんは、〇〇などで困っているのかもしれませんね」と教頭先生のロール(役割)を与えられた学生が他のメンバーに堂々と意見を言う―令和6年8月16日(金)に開催された「ホワイトボード・ミーティング®気軽な勉強会」で釧路校特別支援教育研究室の学生ら10名がファシリテーション技法のひとつであるホワイトボード・ミーティング®を学びました。

 釧路市等の小中学校の先生方やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、社会教育主事の方など15名と一緒に「児童生徒(架空事例)のケース会議」にチャレンジしました。

 これからの教師に求められる資質・能力のひとつに「ファシリテーション能力」があります。参加した学生の多くは、昨年度、講義「社会科学入門」において「ファシリテーターになろう!」をテーマに学生同士で学修してきましたが、現職の教員の方々と一緒にファシリテーションを実践するのは初めてです。緊張しながらも、ケース会議のファシリテーター役をかって出たり、想像力を働かせ教頭先生になったつもりで発言をするなど、昨年度の学びを活かすことができました。参加された現職の先生方からも「釧路校の学生のみなさんのファシリテーション能力は、すばらしいね」とコメントをいただきました。

気軽な勉強会の様子①

気軽な勉強会の様子②

気軽な勉強会の様子③

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