教育・学生支援

未来の学び協創研究センター第22回セミナー「STEAM教育の未来~産学官連携によるSTEAM教育~」を開催しました

 令和6年8月24日(土)に、未来の学び協創研究センターは、第22回セミナー「STEAM教育の未来~産学官連携によるSTEAM教育~」を対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催しました。
 本セミナーでは、学校図書館と図書館専門職について研究されている立教大学文学部 教授 中村百合子氏、大日本印刷株式会社 秦幸嗣氏の2名を迎え、講演とパネルディスカッションを実施しました。

 後藤泰宏センター長の開会挨拶の後、同センター員の佐藤正直准教授による司会進行で、中村先生による「情報が集まる×人が集まる:図書館の本質」と題した講演が行われました。
 パネルディスカッションでは、本学と大日本印刷株式会社との間で共同研究を行った「学びのサードプレイス」事業に関して、実施概要と展開したコンテンツに関して報告を行いました。
 本事業は、札幌市内の公共図書館2館を会場として、実験・プログラミング・アート・ものづくりなどのSTEAM教育に関連するコンテンツを提供し3ヶ月間にわたり実証を行ったもので、成果として、学校以外の学びの場としての図書館の利用は大変有効であり、今回は子どもを対象とした事業ではあるが、大人の学びにも寄与するものであるとの報告がなされました。

 このセミナーには、現職教員、学生、教育委員会関係者、大学教員など、30名(現地参加11名・オンライン参加19名)の参加があり、参加者からは、「学校以外でのSTEAM教育の可能性を感じた」「新たな図書館のイメージが湧きました」などといった声が寄せられ、盛会のうちに終了しました。

講師の立教大学文学部教授 中村百合子氏

 なお、この度のセミナーでは、同時開催イベントとして、8月23日(金)・24日(土)の2日間「教育大ミニSteamer’sラボ」も開催しました。
 小・中学生を対象として、実験・アート・ものづくりを体験できるイベントも実施し、延べ90名の親子が参加し賑わいを見せていました。

「教育大ミニSteamer’sラボ」のようす①

「教育大ミニSteamer’sラボ」のようす②

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