教育・学生支援

北海道教育大学・大阪教育大学・福岡教育大学の共同教育課程による博士後期課程の設置構想概要について

 北海道教育大学、大阪教育大学及び福岡教育大学は、共同教育課程による博士後期課程を令和7年4月に設置することを目指して現在設置構想中であり、当該設置構想の概要をお知らせします。ただし、内容はいずれも予定であり、変更が生じる可能性があります。(令和6年5月17日現在)

 現在、子供の教育を取り巻く社会状況や学校教育が抱える課題の複雑化によって、学校教育現場の教員に高い資質能力が求められている中で、その教員を養成する大学、とりわけ、国立教員養成大学が自らの教員養成機能を強化することは当然の責務です。その責務を果たすため、これまでも様々な取組を行ってまいりましたが、一番重要なことは、教員養成を担当する大学教員の資質能力を向上させることだと考えています。さらに、教育委員会や学校園においても、理論的な研究により教育課題に取り組み指導的役割を担うことのできる教員が必要となります。
 このたび、臨床的な研究力と教員養成の学識を備えた「教員養成担当大学教員」や「教員研修担当者」等を養成するため、新しい博士後期課程の設置を構想いたしました。大規模な単科の教員養成大学である北海道教育大学と大阪教育大学と福岡教育大学が協力し、令和7年4月に、共同教育課程の制度を用いた博士後期課程の設置を計画しています。
 新しい博士後期課程においては、これまで各大学が取り組んできた教員養成の実績を活かして、新たな時代にむけた取り組みを進めるため、全国を縦断するネットワークを構築しつつ、学校現場をフィールドとした臨床的研究によって課題解決に寄与する大学教員等を養成するとともに、教員養成モデルや教員養成学の開発、個別地域に留まらない全国レベルでの課題解決につながる臨床研究を行います。

設置構想概要の詳細はこちら

            

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