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訃報

内 島 貞 雄(うちじま さだお) 氏
(享年77歳)

 本学名誉教授、元旭川校教授 内島 貞雄 氏は、令和6年3月10日に逝去されました。
 同氏は、昭和22年1月10日埼玉県吹上町に生まれ、昭和44年6月東京大学文学部国語国文学科卒業、昭和47年3月東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、昭和52年3月に同大学院博士課程を単位取得退学し、昭和52年4月北海道教育大学助手旭川分校として採用されました。その後、昭和54年10月講師、昭和57年4月助教授、平成4年4月教授に昇任し、平成24年3月定年により退職され、同年4月に北海道教育大学名誉教授の称号が授与されました。
 この間、同氏は幼児教育担当の教員として、学生指導・教育に従事するとともに、大学院在学中以来の研究テーマである幼児期を中心とした子どもの発達と教育についての歴史的・理論的な研究を続けられました。
 同氏は、日本保育学会・日本教育学会・北海道子ども学会・北海道教育大学旭川校実践教育学会等に所属し、各学会においてその発展に寄与されました。
 教育の分野においても幼児教育講座主任を延べ10年以上務め、平成14年からは大学院学校臨床心理専攻(独立専攻)の専任教員として多数の優秀な人材を育て上げ世に送り出されました。とりわけ現職教員の指導においては大きな役割を果たされました。
 また管理運営にあっては、旭川校カリキュラム委員会委員長、旭川校将来計画委員会委員長、代議員、将来計画特別委員会委員、幼稚園教員資格認定試験実施委員会委員などを歴任され、大学運営において重要な責務を果たされました。
 ここに、故人を偲び謹んで哀悼の意を表します。

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