教育・学生支援

　北海道教育委員会が主催する「2023年度特別支援教育オンライン授業改善セミナー」に、釧路校の学生が参加しました。
　このセミナーは、北海道教育委員会が道内の教職員を対象にした研修会ですが、釧路教育局管内・オホーツク教育局管内の2つのセミナーに、釧路校で特別支援教育を学ぶ90名の学生が参加しました。

　1月17日（水）に行われた釧路教育局管内のセミナーでは、同管内のリーダー教員が取り組む自閉症・情緒障害学級の「自立活動」が公開され、協議を行いました。
　1月26日(金)に行われたオホーツク管内のセミナーでも、自閉症・情緒障害学級の「自立活動」が公開され、授業後に協議を行いました。大学の教室で授業を参観した学生からは、「児童が安心して学びに集中できる教室環境のあり方」について質問が出され、授業者から丁寧な回答をいただきました。
　また、参加した学生からは、「特別支援学級の授業を参観し、自立活動の授業のイメージをすることができた」「児童の実態が一人ひとり違うため異なった目標となっており、目標と振り返りの提示が参考になった」「ジャムボードを用いてICTの活用が行われており、児童たちが使いやすいように事前にフォーマットを用意しておいたり、支援を行っていたりなど工夫されている部分が参考になった」「通常学級でも活用できることがたくさんあると感じた」などの感想が寄せられました。