令和5年11月3日(金)、函館アリーナにおいて、HAKODATEアカデミックリンク2023「はこだて高等教育機関合同研究発表会」が行われました。今回は4年ぶりの対面開催となり、函館市内に8つある高等教育機関を中心に、ブースセッションは47団体、ステージセッションは10団体、合計57団体の出展がありました。学生同士はもちろん、多くの一般客の来場もあり、研究内容や成果などについて、活発な意見交換がなされました。
審査の結果、函館校の入賞チームは次の通りです。
<ブースセッション>
優秀賞「めだか教育委員会函館支部」(林ゼミ)
審査員特別賞「くるくる廻転コート」(松浦ゼミ)・「地球市民教育ゼミ」(石森ゼミ)
<ステージセッション>
優秀賞「道南と青森をつなぐオシラサマ信仰の調査プロジェクト」(村田ゼミ)
以下は、優秀賞を受賞した2チームのコメントです。
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「私たちは、条件づけ理論に基づいてメダカに輪くぐり学習をさせることを検討した研究について発表しました。実際に研究をして、想像以上に実験計画から本番まで時間も苦労もかかることを体感しました。また、会場では発表を聞いて下さった方から貴重な意見をいただくことができ、本当にありがたく思っています。今回の経験を活かして、今後の研究活動に邁進してまいります。(地域協働専攻3年 山本菜摘) 」
「青森県久渡寺でのフィールドワークをもとに、道南と青森のオシラサマ信仰の現状を比較・考察し、発表しました。メンバー一同緊張して発表に臨みましたが、優秀賞をいただくことができ、嬉しい驚きでいっぱいです。今後も引き続き、道南地域を中心にオシラサマ文化の調査を頑張っていきます。フィールドワークにご協力いただいた久渡寺の住職様と関係者の皆様、ご教授いただきました函館八幡宮の桑原隆次先生、そしてこの調査で出会ったすべてのオシラサマに心より感謝申し上げます。(地域協働専攻3年中居美穂)」
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対面での開催は、普段なかなか接触のない他大学の学生や先生方、また地域の方々との貴重な交流の場となりました。