教育・学生支援

　令和5年9月30日（土）、JDiCE (Japan Digital Citizenship Education Research Group) 日本デジタル･シティズンシップ教育研究会と公益財団法人 KDDI財団による『リアルゼミ札幌「試される学校 その先のGIGAとデジタルシティズンシップを構想する」』が、本学後援によりさっぽろテレビ塔ホールで開催されました。

　本学からは、教職大学院の紺野宏子教授が基調講演、附属函館中学校の有金大輔教諭が実践報告、未来の学び協創研究センターの佐藤正範主任センター員が指導・助言で参加しました。
　基調講演「ICTのよりよき使い手として主体的に取り組む子の育成を目指して」では、札幌市立中央小学校の実践から、「GIGA端末をいつでも、どこでも、主体的によりよく使っていこうとすることが大事。積み重ねの中で協働して身につけられる。」と活用のポイントが示されました。
　実践報告「BYAD環境下でのDC教育」では、附属函館中学校の実践から、「GIGA端末をとにかく学級で使っていくことがポイントになる。学級のPortal Siteの利用などを実践することが大事。」と導入の考え方が示されました。
　指導・助言を行った佐藤主任センター員は「北海道のGIGA端末活用の取り組みは注目されている。チャレンジされている先生方の実践を様々な形で共有して、ネクストGIGAに備えていきたい。」とセミナーを総括しました。