令和4年8月7日~9月30日までの間、函館校の学生27名が道内7カ所で「地域づくり支援実習」「地域政策ボランティア実習」に取り組みました。
これらの実習は、学生が普段馴染みのある地域を離れ、一定期間(原則として90時間以上かつ10日間以上)当該地域に滞在・生活しながら就業体験などを行うことによって、地域振興に必要な実践的能力を育成するものです。今年度は厚真町、森町、八雲町、厚沢部町、木古内町、松前町、函館市南茅部地区の7カ所で実習が行われました。
今年度も新型コロナウイルス感染症の影響があり、日程変更などを余儀なくされたケースはあったものの、徹底した感染予防策を講じ、無事に実習の全日程を終えることができました。
今年度初めて実習を開始した地域
・木古内町:地域おこし協力隊に密着しながら、地域振興策を提案しました。
・松前町:生活支援コーディネーターに密着しながら、地域の高齢者宅やサロン活動を訪問し、福祉のまちづくりについて実践的に学びました。
・函館市南茅部地区:昆布漁体験や地元飲食店などの多様な地域資源に触れながら、地域の高齢化や、世界遺産を活かした地域づくりの課題などについて提案しました。
例年実習を行っている地域
・厚真町:椎茸農家での収穫体験をはじめ、被災地支援の課題についても学びました。
・森町:移住・定住、関係人口増を目指した多様な企画立案にチャレンジしました。
・八雲町:廃校跡施設を活用した地域交流拠点づくりに取り組みました。
・厚沢部町:農業体験と地元小・中学生との交流が行われました。
今後も函館校では「地域づくり支援実習」などを通じて、学生の力を活かした地域づくり支援に取り組んでまいります。