令和4年2月22日(火)、本学へき地・小規模校教育研究センターは、「令和3年度へき地校体験実習教員養成課程3キャンパス成果交流会」をオンラインで開催し、教職員及び学生等35人が参加しました。
この交流会は、本年4月から学校現場で教職に就く、本学4年生の「へき地校体験実習」の実践発表を通して、教職意欲の向上や教育実践力育成、北海道内各地域の発展に貢献できる教員養成等について意見交流することをテーマとしました。
実践発表では、教員養成3キャンパス(札幌校、旭川校、釧路校)から、それぞれ2人の発表者により、4年間の学びを振り返りながら、へき地校体験実習の経験が教職意欲・教育実践力を高める上で有益であったことが語られ、トークセッションでは、へき地・小規模校における学習方法や遊び、異学年の交流、複式授業の進め方など実習で得た経験が語られ、参加した教員を交えて意見交流が行われました。
へき地・小規模校教育研究センターは、学校規模縮小化に対応した教員養成と教員研修を推進する教育拠点として全国的に注目されており、玉井センター長から、「教育の原点とも言われるへき地教育を多くの学生に経験させて資質能力と教職意欲の向上を図り、教員志願者の減少傾向を上昇傾向に転じさせていきたい」との話がありました。