令和3年2月3日(水)、北海道教育大学「未来の学び協創研究センター」が北海道教育委員会との共催により、「北海道体力向上推進会議」を開催しました。本会議は対面とウェブ会議システムを併用し、北海道内の体育専科教員、小学校体育エキスパート教員、体育授業実践スペシャリストのほか、各教育局の体力向上担当指導主事ら約60名の方々にご参加いただきました。
本学からは札幌校の中島寿宏准教授と旭川校の高瀨淳也准教授が講演を行いました。中島准教授は「小学校体育授業のポイントと体育専科教員の取組」と題して、体育専科教員配置校における好事例を紹介。また、先進的なウェアラブルセンシングツールを用いた授業内でのコミュニケーションの研究事例を示しながら、授業での教師による児童生徒への関わり方の方法と効果について説明を行いました。高瀨准教授は「小学校体育における教材教具の工夫」をテーマとして、運動の習得に向けた指導の工夫や運動課題を意識させた教材・教具の活用例を伝えました。そのほかにも会議では、1人1台端末の活用方法を含めた授業改善の具体や学習評価の工夫などについても協議が行われました。
「未来の学び協創研究センター」では、Society5.0時代の学びや教育のあり方を研究し、次世代の教育を担う教師を育むために、今後も多くの情報発信を行っていきます。