「グローバル人材育成支援」「バリアフリー」をコンセプトとした附属図書館札幌館改修工事が令和3年2月26日(金)に竣工しました。
新たな図書館には、くつろいだ雰囲気の中で日本人学生と留学生が交流する空間であるグローバルラウンジを設置し、ラーニング・コモンズの機能を更に強化しました。また、自動ドアと多目的トイレ、エレベーターを設置したことにより、多くの人にとってアクセスしやすい環境を整えるとともに、建物全体の断熱性能を高め、環境への負荷も軽減されています。
令和3年3月29日(月)、リニューアルオープンを祝して北海道教育大学附属図書館札幌館改修竣工記念式典を挙行しました。
式典ではグループワークエリアに新設された壁面書架前で、蛇穴学長、海老名附属図書館長、田口札幌校キャンパス長、木村附属図書館札幌館長によるテープカットを行いました。
学長からの挨拶では「図書館はただ本を読んだり借りたりするだけの施設ではなく、多様な人々が集まる、開かれた場所であり、知的刺激を与え合う拠点であると考える。これまで本学図書館が蓄積してきた「知」の集積を大学関係者だけではなく、地域社会にも開放していくとともに、本学の研究成果の発信の場として、北海道教育大学を象徴するにふさわしい知的刺激に満ちた空間となることを望む。」と期待を込めた話がありました。
海老名附属図書館長からは「札幌館の施設改修に伴うラーニング・コモンズの機能強化が学生の主体的・能動的学びの促進等に寄与し、本学の教員養成機能の充実・強化に大いなる成果をもたらすことを願っている。」と挨拶がありました。