令和2年1月15日(水)、釧路校地域学校教育実践専攻の特色ある科目の一つとして開設された「プロジェクト研究Ⅰ」(1年次、必修)の全体発表会を開催しました。
「プロジェクト研究Ⅰ」は、身近な社会問題や教育現場での課題について、教科・分野を超えてテーマを自由に設定し、課題解決に向けた改善策を追求する科目です。参加型の学習を重視し、これからの教師に求められる力量を形成していくことを主眼として、新専攻におけるカリキュラムの柱となる科目として設定されました。
学生が所属する分野を跨いでグループを編成し、グループごとに構想、計画を立て、プロジェクト・テーマに応じて、調査・研究を行い、異なる視点や立場からの多面的・多角的な観点を基に、分野横断的なディスカッションを重ねながら、批判的思考力、問題解決能力を身につけていきます。
今年度は32のグループが、「SNSと読解力の関係」、「再生可能エネルギーについて」、「児童虐待」、「若者の投票率」など、それぞれで関心あるテーマを設定し、解決・改善のための提案を行い、発表資料は釧路校1階の学生ホールに展示され、多くの学生等が足を運びました。