函館校では、地域課題の診療所のような存在をイメージした函館校独自の地学協働モデル「ソーシャルクリニック」を、道南全域に拡げるための企画として「巡回型サテライト・オフィス」を実施しています。函館校地域協働推進センターが道南の各地域に出向き、それぞれの地域課題やニーズを直接伺うとともに、大学の知的資源を最大限に生かした取り組みや協働の可能性などについて情報や意見の交換を行うものです。
○令和元年度実施状況
第1回 令和元年 8月29日(木) 渡島総合振興局
第2回 令和元年 9月24日(火) 長万部町多目的活動センター「あつまんべ」
第3回 令和元年 9月26日(木) 今金町総合福祉施設としべつ内保健センター
第4回 令和元年10月21日(月) 厚沢部町保健福祉センター
第5回 令和元年11月25日(月) 七飯町役場
第6回 令和元年12月 2日(月) 福島町役場
第7回 令和元年12月 9日(月) 檜山振興局(江差町)
各回の活動では、前半に本学国際地域学科の趣旨や地域協働活動の現状等について説明し、後半は参加者と具体的な課題やニーズに関する情報・意見交換を行いました。また、同校地域協働専攻・地域政策グループの学生が同行し、それぞれが取り組んでいる「地域プロジェクト」の説明を行い、学生の立場から地域協働活動の実態や成果を伝えました。
今年度は8月~12月まで全7回の日程が終了となり、活動を通して得た貴重な意見・要望等をもとに、来年度はさらに改善を図り、実施します。