令和元年9月29日(日)、浦河町総合文化会館において「北海道教育大学芸術・スポーツキャラバン」を開催しました。
今年は、これまでの音楽文化専攻学生による演奏会「ミュージックキャラバン」に加え、美術文化専攻学生の作品展示「アートキャラバン」、スポーツ文化専攻学生による運動テスト「スポーツキャラバン」を組み込んだ新たな企画で実施し、のべ436名と大勢の方々にご来場いただきました。
アートキャラバンでは、作者である学生本人が作品への思いや制作での技術的な話を、来場者に丁寧に説明しました。また、浦河町に縁のある学生が同町の馬をモチーフにした油彩画を展示し、観覧者から感嘆の声が上がっていました。
スポーツキャラバンでは、ミニハードルやスラロームが設置されたN字型のコースを走行し、アジリティ(敏捷性)能力を測定するNチャレンジを実施しました。コースは10秒程度で完走できる手軽に楽しめる運動テストで、小学生を中心に自分の記録タイムを更新しようと何遍もチャレンジする子どもたちの姿がありました。
ミュージックキャラバンでは、吹奏楽やオーケストラの演奏など盛りだくさんのプログラムを披露しました。また、開演前には楽器体験コーナーを企画し、参加した小中高生らは演奏したことのない楽器を手にとり、学生から音の出し方や指使いなど楽しく指導を受けました。
来場者から、「迫力があってすごい格好良かった。」、「オーケストラを直に聴ける機会はなかなかないので本当に良かった。」、「子どもたちに音楽を通じ、心豊かさを伝えていただいた大変良い企画と思いました。」など、学生にとっても大変励みになる感想を多数いただきました。