令和元年7月2日(火)、附属図書館札幌館において、株式会社インソース松原恵美子氏を講師に招いて「コーチング入門セミナー」を開催し、学生・教職員27名が参加しました。コーチングとは、相手に質問しながら問題の解決策を引き出すコミュニケーションスキルのことで、その人の能力や意欲を引き出すことに主眼が置かれています。教育現場で子どもの意欲や自主性を引き出すスキルとして活用してもらうことを期待して今回のセミナーを企画しました。
セミナー前半では、コーチングの基本的な考え方や心構えについて学び、次にコーチングのメリットとデメリット、状況や相手によってはコーチングがうまく機能しない可能性についても説明を受けました。
セミナー後半では、コーチングのコアスキルである「傾聴」「質問」「承認」の3つのスキルを演習形式で学びました。相手に自ら解決法を見つけ出させる「質問」をすることがとりわけ難しく、みな苦戦していたようでした。
受講後のアンケートでは、「もっと色々な質問の仕方の例を見たかった。」「ロールプレイが楽しかった。上達するためにもっと時間あればよかった。」「さらに内容を深めた実践セミナーを開催してほしい。」という要望や感想が寄せられました。