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国際交流・協力


釧路校教員がラオスで実施された「複式学級運営のための講師養成講座」に指導・助言者として参加

 令和元年4月29日(月)~5月4日(土)、シャンティ国際ボランティア会がラオス人民共和国(以下「ラオス」という。)北部のルアンパバーン教員養成学校において実施した「複式学級運営のための講師養成講座」に、本学釧路校教員が指導・助言者として参加しました。
 本学は、JICA草の根事業を実施している公益社団法人シャンティ国際ボランティア会と覚書を交わし、ラオスにおける教員養成校教官の能力強化を通じた、複式学級運営改善に資するため、ラオスにおける研修及びモニタリング結果に対する指導、助言等を行うこととしています。
 同講座は、ラオス北部にある3ヶ所の教員養成校教官7名が分担して講師を担当し、ルアンパバーン県2郡の教育・スポーツ局職員12名が、複式授業に必要な技術や知識を学ぶものです。講座4日目には、近郊の小学校を訪問し、本講座で学んだ内容を取り入れた授業が実施され、釧路校教員が直接講義や模擬授業を行い、日本の複式授業のノウハウを伝えました。
 今後、各郡内の学校に対して、今回の講座受講者が講師となって複式授業を指導する研修が予定されており、令和4年春まで授業改善に向けて継続的なモニタリングが実施されます。本学においても、引き続きラオスにおける子どもたちの学習改善に貢献していきます。

模擬授業を行う境教授

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