教育・学生支援

　令和元年5月31日（金）～6月2日（日）、根室管内において「酪農家民泊体験実習」を実施し、釧路校の学生24名が参加しました。
　命の糧「食」とこれを産み出す第一次産業・農山漁村の価値・重要性を子どもたちに伝えていくことは、教員の大きな役割です。「酪農家民泊体験実習」は、このようなことを身をもって実感し、理解を深めてもらおうと平成25年度から実施しているものです。
　3日間にわたる実習の中で、酪農家さんのお宅に分宿し、給餌・牛舎清掃や搾乳といった酪農生活体験や、地元食材を使った調理実習などに参加し、最終日に酪農家の方々を招いて、「振り返り発表会」を行いました。
　参加学生から、「牛に触れ、酪農家さんのお話を聞き、より深く実感を持って「食」の大切さを理解することができた。」「体験することの重要性を知った。子どもたちに体験を通して考える機会を設けるためにも、学校と地域の関係性が重要だと思った。」といった感想が寄せられ、教員を志す学生にとって貴重な体験となりました。