平成31年2月13日（水）、附属釧路中学校において「北海道教育大学附属釧路小・中学校授業力向上セミナー」を開催しました。これは、公立学校教員の授業力向上に貢献するため、附属学校園が設置されている札幌・旭川・釧路・函館の各地区において毎年定期的に開催しているものです。
今回は、新学習指導要領で強調された「社会に開かれた教育課程」「カリキュラムマネジメント」を実現するために、未来の学校づくりをテーマとしてセミナーを開催しました。開催にあたっては、株式会社富士通総研から佐々木 哲也氏、株式会社イグジットフィルムから田村 祥宏氏を講師としてお招きし、これからの社会を生きる子供たちに必要な力や、道東地域における資源をどのように教育に生かすためのアイデアを出し合う「アイデアソン」を行いました。当日は、教員、地域で活躍する方、学生、大学教員など約50名が参加し、学校×地域×社会の幸せなつながりについて楽しく考える機会となりました。
そのほか今年度は5月に春の試行授業を発信する「春のセミナー」、地域の釧路の算数・数学教育研究会や国際理解教育研究会とコラボしたセミナーを通して、地域の教育研修センターとしての役割を果たしていきました。今後もこのような取組をさらに発展させながら地域の教育実践研究支援センターとしての役割を継続します。
