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社会貢献


「拓北・あいの里教育フォーラム2019」を開催

 平成31年2月17日(日)、拓北・あいの里地区センター(札幌市)において、札幌校と拓北・あいの里地区教育連携懇談会の主催により、「拓北・あいの里教育フォーラム2019」を開催し、一般市民、学生、教員など、約60名の参加がありました。
 本フォーラムは、平成13年から毎年開催しており、18回目を迎える今年度は、「北海道胆振東部地震に学ぶ~災害に備える地域のつながりと思いやり」と題して、災害や防災について、地域の皆さまとともに理解を深めていくことを目的に開催しました。
 「いかに地震災害から身を守るか」をテーマとしたパネルディスカッションでは、コーディネーターに札幌校教授 佐々木 貴子氏、パネリストとして拓北小学校長 島貫 靜氏、あいの里西小学校教頭 道 光氏、拓北養護学校副校長 上村 喜明氏、あいの里町づくりセンター所長 新谷 克教氏、拓北・あいの里連合町内会第3ブロック長 柴田 登氏が登壇しました。北海道胆振東部地震を振り返りながら活発な意見交換が行われ、参加者は真剣に耳を傾けました。ご臨席いただいた札幌市危機管理対策室地域防災担当係長 早川氏から講評において、地域のコミュニティーが北海道胆振東部地震について検証を行うのは、札幌市では初めての取り組みである旨のお話しがありました。
 また、アンケートにおいて「時宜にかなったテーマで各パネリストの報告も体験に裏打ちされてとてもよかった。」、「被災者になりうることを実感し、防災意識が高まった。」、「災害対応にかかる課題を地域住民と共有でき、有益であった。」、「災害に関するフォーラムを継続してほしい。」等の声が寄せられました。
 この他、拓北・あいの里地区教育連携懇談会の各団体の取り組み等を紹介したポスター展示では、10団体から12件の展示があり、多くの来場者が関心を寄せていました。
 札幌校では、今後も拓北・あいの里地区の教育機関、連合町内会、青少年育成委員会等の地区団体との連携を図りながら、教育フォーラムを継続して実施していきたいと考えています。

パネルディスカッションの様子

ポスター展示

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