平成30年6月28日(木)と7月5日(木)の2回にわたり、附属図書館旭川館において、学習支援員の小谷要次先生による「子どもと遊び、話す中から子ども理解を深める特別講座」を開催しました。
初回は、「教職への情熱を高める教育実習」をテーマに、学生15名と職員約3名が参加しました。小谷先生から受講者に、「教職に就く上で何が不安か」という問いかけから始まり、授業づくりや子ども理解などに関して、実体験をもとに講話がありました。
第2回は、「生徒指導を考える」をテーマに、学生26名と教職員7名が参加しました。
小谷先生から、教師の資質として特に大事にしてほしいものが「人間性」と「実践的指導力」で、「子どもと一緒に悩んで泣いてくれる先生」、「人の痛みがわかる先生」、「美しいものに感動できる先生」などの例を出しながら、深い愛情を持った教師を目指してほしい、と講話がありました。
講座後、受講者から「子どもに愛情を持って接するという言葉が何度も出てきたので、現場に立った際に大事にしていきたい」「小谷先生の話はとても勉強になり、教師になってからも心掛けたい」「早く教育実習に行ってみたい」という声が寄せられ、これからの教師生活や教育実習に向けて意気込みを語るなど、学生にとって大変意義深い講座となりました。