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教育・学生支援


札幌校学生が酪農・畜産体験を実施

 平成30年9月26日(水)、恵庭市の「むらかみ牧場」及び安平町の「北海道畜産公社早来工場」において、札幌校生活創造教育専攻の1年生23名と、札幌校の希望者3名が酪農・畜産体験行いました。
 本事業は、相互協力協定を締結しているJAグループ北海道の協力を得て行われ、札幌校生活創造教育専攻学生の「教育フィールド研究Ⅳ」の一コマとして毎年実施しています。
 「むらかみ牧場」では搾乳や給餌、バターづくりを体験しました。代表の村上さんからは牛乳がなぜ栄養豊富であるのかというお話や、震災のときに牛乳を必要とする消費者が続々と牧場を訪れた時のお話などを伺いました。
 早来の畜産公社では、豚コレラの影響で工場内の見学が行えなくなってしまいましたが、生きた豚が解体されていく工程について詳細なビデオを見せていただくことができ、学生も息をのんで見つめていました。その後の質疑応答でも活発な質疑が行われ、意欲的に学ぼうとする学生の姿が見られました。
 参加した学生が書いた感想では、牛の体温や体毛の手触りなどに触れるもの、酪農業や畜産業といった仕事の職業への理解が深まり、経緯が芽生えたというものなどが多く見受けられました。また、「今回の体験を通して、教師の目線で、子どもたちに何を伝えたいか」という質問に対しては、「命の大切さを伝えたい」という回答だけでなく、「実際に触れてみないと命の大切さは伝わらないのではないか」といった感想も多数あり、知識として知ることと、実際に体験することの差について理解が深まったようでした。

搾乳体験

バターづくり体験

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